どうも、かきのたねです。
今週末はいよいよセンター試験ですね。
残り数日ですが、今回は私がセンター試験(物理)で満点を取ったとき何をしたのかなどについて話そうと思います。
この記事は満点を取ることを目指していますが、一般により良い点数をとる方法にもなります。「もっと良い点数を取りたい!」という人にも読んでもらえると思います。
「センター物理で満点を取る」とは
満点を取るための心構え
まず先に言っておきますが、物理をひと通り勉強してきた人であればセンター試験で必ず満点が取れます。私がマンツーマンで物理を教えていた生徒もセンター試験で満点を取りました。
「物理をしっかり勉強しないといい点数は取れない」と考える人もいますが、私はそう考えてはいません。
満遍なく基本問題が解ける状態なら、満点を取る下準備ができています。教科書の基本問題ならひと通り解けるだけで十分です。
「自分は満点が取れるんだ」という意識が一番重要です。
満点が取りやすい理由
では、物理で高得点が取りやすい理由を説明していきます。
知識問題が少ない
まず物理は知識問題はとても少ないです。その理由は簡単で、物理には必要ないからです。
物理で使うのは運動方程式や気体の状態方程式などで、数式計算がメインとなります。化学の沈殿や生物の名前などとは違います。
物理は数式を使って物理現象を記述することが目的のため、暗記問題を出す意味が無いのです。
必要な知識が少ない
次の理由は必要な知識が少ないことです。
これは1つ目の理由にも繋がっていますが、センター物理で必要なのは運動方程式や気体の状態方程式などの公式を覚えて使えるようにすることです。
そして物理で必要な公式は思いの外少ないです。
今のうちに教科書をパラパラめくって、忘れている公式が無いかどうか確認しておきましょう。
対策しない人が平均点を下げてくれる
物理は計算問題が多いため、計算がうまくいかずに諦めてしまう人がいます。
さらに後で書いていますが、引っかけ問題が多いので対策をしていない人が引っかかることで平均点が下がります。
センター試験はどの科目を選択しても不公平がなくなるよう、平均点の調整がされています。対策をしていない人が引っかかり平均点を下げてくれているので、引っかけ問題対策をしているだけでも点数が取れてしまいます。
センター物理で満点を取るコツ
これから伝える4つのコツのうち最初の3つはセンター試験に限らず通用する話ですが、センター試験前にこれらのコツを確認しておきましょう。
これらのコツは今後当ブログにて別々に解説記事化していく予定です。
まずどのように解くか考える
物理の問題を解くときにはまず問題文をしっかり読み、問題で設定された状況をしっかりと理解しましょう。
頭の中で状況をしっかり理解することが、高得点を取る近道です。
思考実験しながら解く
問題文をしっかり読むと何が起こるかだいたい予想ができます。
何が起こるかをイメージできると、「こうなりそうだ」「少なくともこれは違う」ということがある程度わかるようになります。
具体的な数の大きさはわからないことも多いですが、頭の中でだいたいの状況が理解できてしまうのです。
保存則を有効活用する
物理で保存とは、時間が経っても変わらないものを言います。ある状況からある状況へと変化するとき、変化しない物理量があります。
例えばエネルギー保存則はよく使います。物体が自由落下しているとき、落下距離さえわかっていれば運動方程式を使わずとも速さがわかってしまうことはすぐわかるでしょう。
このように保存則を使うと、運動方程式を使ってどのように動いていくかを解くことなしに求めたい答えを求められるのです。
ミスをしない
最後にセンター試験特有の対策について話します。
センター物理は下手をすると非常に多くの人が満点を取ってしまいます。その理由はここまで読むとわかると思います。
私の予想では「高得点を取りづらくするため」に、引っかけ問題が数多く出題されています。
- グラフの軸がよく見るものと若干違っている
- よく使う正の向きとは逆の向きを使っている
- ・・・
物理は問題数が少ないので、焦らず丁寧に計算しましょう。
センター物理の注意点
ここでセンター物理の注意点を述べておきます。
1問の配点が高い
問題数が少ないことから必然的に、1問の配点が高くなっています。
1問の差が大きな差になってしまうので、時間はかけ過ぎずに慎重に計算すると良いです。
たくさんの罠が仕掛けてある
先ほどから何度も述べていますが、センター試験には引っかけ問題があります。
引っかけにかからず、素早く正確に計算しなければ満点は取れません。
私からのメッセージ
私は初めセンター試験対策をする前は、センター模試などでは8割ほどしか取れていませんでした。本番直前の過去問演習でも満点連発ではなかったです。
「センター試験なのに意外と間違えちゃうんだよなー」というのが、試験当日の心構えだったと思います。
本番の試験は「いけたな」という感想で、実際満点を取っていました。
この記事を見てくださっている方々は「センター物理で点数を上げたい!」と思っているはずです。
この気持ちを持っていれば大丈夫です。本番まで残りわずかですが、まだまだ得点力は向上します!
頑張れば必ず高得点・満点が取れるのがセンター物理です。
最後まで諦めずに頑張ってください!
高校物理の家庭教師
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